日　　時

平成２７年８月２７日（木）　１３：３０～１５：３０

会　　場

ばんこの里会館　３階　多目的ホール

参加者数

２９名

テ ー マ

「地場産業の発展と事業展開について」

講　　師

ばんこの里会館　初代館長　数馬　桂子 氏

内　　容

　平成２６年６月に館長に就任されてからの１年を通して実施した取組みについてご講演頂きました。
「萬古焼」について知ってもらうことから始めようと、まずは自ら萬古焼の歴史等について学び、就任後開始したフェイスブック、館長ブログを使って外部への情報発信を積極的に実施されました。その結果、フェイスブックを見て国内外から注文が入るようになり、ドイツで日本茶カフェをしているというドイツ人の青年から急須の注文が入る等、広まりつつあること又、萬古焼の良さが世界に通じることを実感するようになったそうです。
　又、東日本大震災を教訓に「防災土鍋」のリニューアルに取組み、今年３月に販売しました。現在は、新たな四日市土産として萬古焼のゆるキャラであるポッターくんをモチーフにした「ばんこ焼菓子ポッターサブレ」を開発中で、2015年秋の萬古まつりでの発売を予定されてます。
　今後の展開としては、ばんこの里会館の大改修工事を予定しており、現在の問題点の１つであるお土産ショップの配置変更や、資料室の新設等の実現に向けて働きかけ、更に地場産業を発展・継承していくための運営にあたっていくとの意気込みを披露頂きました。

数馬館長	講演会の様子