当所では、海外との取引を行っている事業者を対象に、「メガFTA時代の到来と企業の対応 経営戦略としてのFTA・EPAの有効活用法を探る」セミナーを参加者約60名で令和元年7月22日(火)に開催しました。
3時間という限られた時間でしたが、今後の経済連携政策の展望や実際にそれらの制度を利用するための手続きなどについて講師から説明がありました。
まず、大河内昭博経済局経済連携課長から、「我が国のFTA・EPA戦略」と題し、我が国の経済連携政策の展望及び経済連携協定(EPA)によってもたらされるメリットについて説明がありました。続いて、麻野良二㈱アールFTA研究所代表取締役から、「FTA・EPA利用の成功要因、失敗要因」と題し、実際にEPAを利用する際に必要となる原産地規則の手続等について説明がありました。更に、益井有加吏㈱明和製作所取締役総務部長及び樋口徹㈱交洋輸出グループEUROチームリーダーから、「我が社のEPA活用事例」と題し、それぞれのEPA活用事例の紹介が行われました。特に、EPAにおける原産地手続に関する具体的な解説に、参加者の皆様も熱心に耳を傾けていました。
令和元年7月22日(火)13:30~16:15
四日市商工会議所1階ホール